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アスベストについて①

  • 執筆者の写真: あっきー
    あっきー
  • 5月28日
  • 読了時間: 3分

みなさまこんにちはこんばんわ!


本日は、解体工事とは切っても切れない関係のアスベストについてブログに書きたいと思います!


普段の生活ではアスベストのことなんて全く考えたこともない!って方が多いと思いますが

実は私たちの生活に密接にかかわってきた有毒性の物質なんです…


こちらのブログで何回かに分けてアスベストについてお伝えしたいと思いますので、

この機会に、アスベストのことを少しでも知ってもらえたら幸いです!


本日はアスベストってなんなの?をテーマにブログを書きたいと思います!


ではさっそく…



■アスベストってなんなの?


石綿(アスベスト)は、天然に存在する鉱物で、「せきめん」「いしわた」「アスベスト」と呼ばれています。繊維が極めて細く、保温性が高い、耐火性が高い、ほかにも塗料がよく伸び、耐久性が高いなど、利便性が高いため、昔は建材の材料として使われることが多い素材で、古くは、古代ローマ時代のランプの芯などに使用された記録も残っています.。


しかし、1970年代から徐々にその有毒性があきらかになり、規制が進み、2006年(平成18年)には含有率0.1%(重量による)を超える石綿含有製品の使用を禁止する労働安全衛生施行令の改正(一部猶予あり)が行われ、2012年(平成24年)には一部猶予も撤廃されて全面的に使用禁止となりました。



■アスベストが体内に入るとどうなるの?


アスベストが体内に入ることによって引き起こされる症状として大きく以下の3つ


石綿肺:動作をしたとき、息切れ、咳、痰が主な症状で、進行すると呼吸困難になります。

肺がん:咳・痰・血痰・胸の痛み・息苦しさ・発熱などが主な症状。

悪性中皮腫:胸膜中皮腫の場合、胸痛・咳・息切れ・胸水による呼吸困難や胸部圧迫感、原因不明の発熱や体重減少などが現れます。腹膜中皮腫の場合は、腹痛・おなかの張り・腹水貯留などが主な症状です。


いずれも、悪化すると最悪は死につながるという非常に恐ろしい物質です。


ただし、アスベストに起因する症状の発症については、極めて潜伏期間が長く、一般的には15~50年後に症状が発現する事が多い様です。


潜伏期間が極めて長いことが、逆にアスベストの恐さの特徴でもあります。



■そんな有毒な物質が建物に使われているの?


残念ながら、アスベストを含有した建材が使われている建物も、使われていない建物も混在しているのが今の日本の現状です。


お住まいや使用されている建物にアスベストが使用されているかどうかは、調査と分析をしてみなければ、判断できません。


但し、一般的には、法令で使用禁止を定めた2006年(平成18年)9月1日以降に着工した建物には、アスベストが使用されていないとされています。


建物にアスベストが使用されているかどうかの調査については、石綿含有建材調査者という資格が2023年10月から必須となり、だれでも調査ができるわけではなくなりました。

A&Sでは、資格保有が義務に以前より、資格を取得し、たくさんの調査を経験しております。




などなど、アスベストについてはまだまだお伝えしなければいけない情報が多いため、次回以降もわかりやすくお伝えしていきたいと思います!


それではまた!

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