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アスベストについて②

  • 執筆者の写真: あっきー
    あっきー
  • 5月29日
  • 読了時間: 3分

みなさまこんにちはこんばんわ!


本日も解体工事とは切っても切れない関係のアスベスト(石綿)についてブログに書きたいと思います!


前回のブログでは、アスベストとはどういうものなのか、有毒性の有無や、体内に入るとどうなるのかなどをお伝えいたしましたが、では実際にどのようなところにがんゆうしている可能性があるのかをお話ししたいと思います!


■アスベスト(石綿)ってどんなところに使われてるの?


前回のブログでお伝えしましたが、

繊維が極めて細く、保温性が高い、耐火性が高い、ほかにも塗料がよく伸び、耐久性が高いなど、利便性が高い」ため、基本的には「火災が起こりやすい個所、火災の延伸を防ぎたいところ、塗料を使っているところ」などをメインに使用している可能性が高いです。(※それ以外の場所もあります。)



■具体的にはどんな建材に含有している可能性があるの?


まず最初に、誤解が無いようにお伝えしておきますが、

これから上げる建材のすべてにアスベスト(石綿)が含有しているわけではなく、直ちに健康被害につながるものではありません。

また、含有の可能性がある建材は多岐にわたるため、記載のものがすべては無いことを

ご了承下さい


詳しくは、環境省ホームページ

「目で見るアスベスト建材」https://www.mlit.go.jp/kisha/kisha08/01/010425_3_.html

を、ご覧ください。


では、主な建材をご紹介したいと思います


・吹付け石綿・ロックウール

 立体駐車場などでよく見る鉄骨に吹付けている灰色の綿のようなヤツです


・石膏ボード

 内装の壁材、壁紙の下にある建材です


・クロス(壁紙・ふすま紙)

 建材そのものに含有している場合や、施工する際の接着材に含有している場合もあります


・スレートボード・スレート波板

 倉庫や工場、平面駐車場の壁、屋根に使われている灰色系の平板や波板です。


・ケイ酸カルシウム板

 建物の軒天部分や、キッチン周り・風呂場・洗面所の天井などに多く使われています。


・Pタイル(ビニル床タイル)・長尺シート(ビニル床シート)・ソフト巾木

 昔のオフィスや店舗の床材・床周辺の建材としてよく使われていた建材です

 場合によっては、建材そのものの他に施工する際の接着材に含有している場合もあります


・外壁サイディング材

 窯業系サイディングや金属系サイディングの内部に含有されている場合があります。


・屋根材(アスファルト防水シート・石綿含有ルーフィング)

 陸屋根の防水材や瓦などの屋根材の下に使われる防水シートなどの建材です。


・外壁および内壁塗装材と下地調整材

 塗料にアスベスト(石綿)を調合して塗装している可能性があります。


・土壁(じゅらく壁)

 砂や粘土、石灰、そして天然繊維が主成分ですが、下地や仕上げ材に含有されている可能

 性があります。


・煙突材(石綿セメント管・カポスタック・ハイスタックなど)

 煙突内部に使われる耐火・耐熱性の高い建材です


などなど…




挙げだすとキリがありませんが、含有の可能性がある建材は驚くほどたくさんあります。


直ちに健康被害があるものばかりでは無いので、必要以上に不安になることはありませんが、解体工事をする際には、有資格者が正しく調査や分析を行い、調査結果を役所へ報告(解体建物の条件により免除されるものもあります)したうえで、近隣へ飛散させないように撤去処分を行う必要があります。


調査・分析・対策工事、いずれも費用がかかることは事実ですが、過去の豊富な経験をもとにできる限り費用を圧縮できる様、全力でご相談にのらせて頂きます。


適正に対応しなければ、建物所有者も責任を問われ、罰則を科される場合もございますので

まずはお気軽にA&Sまでお問い合わせくださいませ。


引き続き、皆様に有益な情報をお届けしてまいりますのでよろしくお願い致します!


それではまた!

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